「若手人材育成シンポジウム“シンフォスター 2015”」を開催しました!

平成27年2月3日(火)に北海道大学 学術交流会館において「若手人材育成シンポジウム“シンフォスター2015”」が開催されました。
今回のシンポジウムは北海道大学、東北大学、名古屋大学の3大学による「連携型博士研究人材総合育成システムの構築」事業がメインテーマです。この事業は平成26年度スタートした文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)」に採択されたもので、北海道大学、東北大学、名古屋大学の三大学が「コンソーシアム」を形成し、互いの研究人材育成資源を結集して多様な分野を対象にした次世代研究人材育成システムを構築することを目的としています。
シンフォスター2015のプログラムは第1部から第4部で構成しました。
第1部は北大 山口総長のご挨拶、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策推進室の和田室長の「コンソーシアム構築事業の説明」に引き続き、北海道大学 川端理事、東北大学 伊藤理事、名古屋大学 國枝理事よりそれぞれ各大学の「若手研究者育成事業の紹介」と「コンソーシアム事業の意義について」の説明があり、各大学の取り組みに関して相互に理解を深めることができました。
第2部ではコンソーシアム事業の実務の推進役である2名のコーディネーターによる「活動状況報告と今後の取り組み」が紹介され、さらに本事業の育成対象となった若手研究者の「研究紹介と抱負」の発表、および、3大学の若手研究者によるパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは会場からも活発に意見が出され突っ込んだ議論が展開されました。
第3部、第4部は会場を百年記念会館に移して若手人材育成に係るポスターセッションと情報交換会を行い、北大の若手研究者育成の関係者と名大、東北大のコンソーシアム事業の関係者との交流も行うことができました。
このようにシンフォスター2015は盛りだくさんの内容でしたが、三大学から多くの参加をいただき盛況のうちに閉幕しました。