番外編(単位対象外)

2021年度ものの見方を写真で鍛える~不確実な社会を生き抜くために~

これまでも、そしてこれからも他と違う個性が求められる時代です。自分らしいものの見方、思考方法を鍛える方法があまり知られていないため、今回は写真を使ってトレーニングをするセミナーを企画しました。

日 時
2021年10月21日(木)13:00~17:00

場 所
北海道大学人材育成本部会議室
※新型コロナウイルス感染状況により、会場や定員の変更、セミナー自体が中止になる場合があります。

対象者
北海道大学大学院博士後期課程学生(DC)、博士研究員(PD)、博士前期課程学生(MC)
 ※定員を超えた場合は、DC・PD優先(但し、先着順)

定 員
20名
※新型コロナウイルス感染状況により、定員が変更になった場合は、応募状況により抽選する場合があります。
※函館キャンパスの方は旅費の支給があります。

講 師
遠山勉 氏(写真活動家)
Photo Shooter, Tom Farmount として写真活動を実践。弁理士でもある。株式会社知財ソリューション代表。知財創造の視点から写真のあり方を研究中。「写真で元気プロジェクト」を主催し、不登校支援学校での写真講座、地域振興などへの写真の活用を試みている。軽井沢観光協会・軽井沢写真部運営。また、Facebookで「ぶらカメ・フォト・ウォーキング」「Old Lens Photo Club」「ミッションフォトウォーキング」「Bokeh Art Modified Lens Club(レンズ改造・工作クラブ)」を主催。

プログラム
13:00~13:10 趣旨説明
13:10~13:25 写真の撮影方法の講義
13:25~13:30 フィールドワークの説明
13:30~15:30 フィールドワーク※天候により博物館
15:30~16:30 作品(考え)発表
16:30~17:00 総括・・写真撮影から学ぶものの見方・不確実な社会を生き抜くために

準備するもの
デジタル写真の撮影が可能なカメラ
(スマートフォン、コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ等)

申込方法
人材育成本部「Hi‒System」にログインのうえ、「イベント情報」よりお申込みください。
(Hi‒System へのご登録が必要です。)

お申込みはこちらから→

Hi-Systemへのご登録はこちらから→   
(ご登録の前に、人材育成本部「Hi-Systemの概要」をご覧ください。)
※Hi-Systemの登録に2、3日がかかる場合がありますので、登録がお済みでない方は、時間に余裕を持って登録とセミナーの申込の操作を行ってください。
※お申込み後、3日(土日祝日を除く)以上経過しても申込受付完了のお知らせメールが届かない場合は、下記問合せ先迄ご連絡ください。

申込締切
2021年10月14日(木)16:00まで

主 催・お問合せ
北海道大学 人材育成本部 上級人材育成ステーション S-cubic
TEL:011-706-3275
E-mail:s-cubic@synfoster.hokudai.ac.jp

共 催
北海道大学 人材育成本部 国際人材育成プログラム I-HoP
北海道大学 人材育成本部 連携型博士研究人材育成推進室 COFRe
連携型博士研究人材総合育成システム

協 力
北海道大学キャリアセンター

講師からのメッセージ
「イノベーション」という言葉ほど多くの企業が好む言葉はないように思える。これは、他を凌ぐ優れた商品やサービスが生まれていないことの証左であろう。どの企業も同じような商品・サービスを提供するのみで、他との差別化が図れない。
その背景には、正解を他に求める正解主義、出る釘は打つという日本社会が持つ同調圧力があるのだろうか。自然科学の世界では、自ずと一つの解を求めることができようが、自然科学の成果を利用した製品・サービスは、複雑で不確実な人間社会の中で評価され、良い技術であったとしても評価されるとは限らず、そこには「絶対的正解」は無い。これまでも、そして、これからも続く不確実な社会を生き抜くためには、解は他に求めるのではなく、自ら作り出さなければならない。そして、作り出した解が、正解するかは、その時の社会状況による相対的なものである。我々は社会を観察し、社会を科学して自ら解を作り出さなければならない。ものの見方を変えれば、生き抜くための新しい道筋が見えるかもしれない。
 なぜ、写真か?・・・写真は誰でも写すことができます。どういった視点で、何をどのように撮影するか、写す人の個性・ものの見方を反映します。何の変哲もない被写体も、視点を変えて撮ると、ともも魅力的になります。ものの見方や思考方法を訓練するにはとても良いツールと言えるでしょう。